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50代からの生命保険料カットを成功に導くマル得テクニック

悩める人

保険料負担が重い…

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保険料の軽減…どうすれば良い?

ヤマス

こんな疑問・悩みを解決します!

  • 保険料を安くする為の鉄則
  • 保険を見直す際の選択肢
  • 保険を見直す際の注意点
目次

保険の見直し(保険料カット)

50代で老後資金の準備に取り組み始める場合、生命保険や医療保険の見直しは必須です。

保険を見直さないで放置していると、必要ではない保障まで買い、無駄な保険料を払い続けることになるからです。

保険の見直しは家計の節約に繋がる

生命保険文化センターの調べによれば、1世帯当たりの年間払込保険料は平均38.5万円です。

これを30年間払い続けたとすると合計は1,155万円、40年間ならば1,540万円になります。

保険は家の次に高い買い物だと言われる所以も、ここにあります。

こうして数字を目の当たりにすると、それが実感できるのではないでしょうか。

だからこそ、保険の見直しが重要になってくるのです。

必要以上に高額な保障を設定している、同じような保障が重複している、よく分からない特約をいっぱい付けている…、これらは無駄としか言いようがありません。

人生において、不安や心配はたくさんあるでしょう。

しかし、全部の不安を保険でカバーしようと思ったら、とてもお金が追い付きません。

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本当に必要な部分に過不足なく保障を付ける。それが保険の基本です。

保険の入り過ぎは家計を圧迫する大きな原因になります。

ライフステージで必要な保障は変化する

人生の中では色々な出来事があります。

結婚して子供が生まれ、そのうちマイホームを購入し、やがては子供が巣立っていく。

そんなライフステージごとに必要保証額も、お金の掛けどころも変わってきます。

貴方の保険は、いつ入ったものですか。

加入したままの保障では、現在の状況と合っていないかもしれません。

無駄な保障は付けていないと胸を張る人だって、逆に保障が足りていない可能性もあり得ます。

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保険は定期的に、或いは人生のイベントごとに見直しが必要です。

50代になってから減らせる保険

死亡保険

先ず、死亡保険は、一家の収入の担い手が亡くなった場合、残された家族の生活費や子供の養育費を賄う為のものです。

子供が小さいほど成長するまでの生活費や教育費は多くなりますから、死亡保障も厚くしておく必要があります。

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逆に言えば、社会人になったら、高額な保障は必要ありません。

50代でまだ子育てが終わっていない家庭なら、子供の教育費の目処が付いた時、学業を終えた時…と、段階的に死亡保障を減らしていくのも一つの方法です。

最終的に「配偶者の生活費を残したい」「葬式代を残したい」などの希望がある場合は、貯蓄額と照らし合わせながら、家計の負担にならない範囲で保障を残しておくと良いでしょう。

  • 子供が巣立てば、高額な死亡保障は不要
  • 家族に保険金を残したい場合なども、保険料が高額で家計が苦しいのは本末転倒
  • 年金生活になっても支払える範囲で!
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一般に子供が成長するに連れ、大きな死亡保障の必要性は薄れることが多いものです。

医療保険

一方、医療保障は、病気やケガの可能性が高くなる老後の方が必要性が高く思えます。

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でも、いざという時、自分で医療費を支払える程度の貯蓄があれば、必ずしも医療保険に頼る必要はありません。

仮に入院1日当たりに支給される額が1万円、手術給付金が30万円の医療保険に入っていて、手術を受け、1か月入院したとしても、保険から支給されるのは60万円。

つまり、60万~100万円程度の貯蓄があれば賄える計算です。

また、忘れてはならないのが、公的な医療保障。

医療費の自己負担額は69歳までは3割ですが、70歳から74歳までは2割です(世帯所得約520万円以上の人を除く)。

さらに、医療費の1か月の自己負担分が一定額を超えると、高額療養費制度で超えた分は払い戻してくれます。

例えば、63歳で医療費が100万円掛かった時の自己負担額の上限は8万7,430円(年収約370万~約770万円の場合)。

70歳以上になると、限度額は5万7,600円まで下がります(年収約156万~約370万円の場合)。

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入院などで医療費が嵩みそうな時は、事前に健康保険に申請して「限度額適用認定証」をもらい窓口で提示すると、支払いが自己負担限度額だけで済みます。

医療保障も、意外に不要に思えるのではないでしょうか。

  • 医療費は公的制度と貯蓄でも対応できます
  • ガンなど、治療が長引きやすく、診察料が嵩みがちな病気を保障する保険のみ残しておいても!

生命保険を見直す際の選択肢

生命保険を見直す際には主に①不要な保険は解約、②保障額を減額、③職場で加入できるグループ保険・通信販売の定期保険など安い保険に加入、④払済保険・延長保険にするの四つの選択肢があります。

解約する

保険を解約するのも、全面的な保険見直しに有効なワザです。

契約内容を詳しく調べてみたら、案外保障のダブりや、自身のニーズと違う保障が付いていることに気付く筈。

そんな場合は、保険の一部又は全部を思い切って解約することで、保障や保険料の無駄を省くことができます。

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解約も重要な一つの見直し法です。解約で保障のムリ・ムダ・ムラを省いてすっきりシンプルに。

保障額を減額する

現在加入している保険を生かしながら、保険料をカットしたい場合には、保険金額の減額で対処するのが有効です。

例えば、死亡保険金5,000万円の保険に加入しているが、これを3,000万円に減額したい時は、2,000万円分を解約します。

解約した分の保険料は払わなくて良いので、保険料は安くなります。

原則的に主契約、特約のどちらも減額は可能ですが、保険会社や保険商品によっては、減額の制約や制限があったり、特約が消滅してしまう場合もあるので、くれぐれも注意して下さい。

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保険金額が大き過ぎる場合は減額を!

別の保険に新規で切り替える(安い保険に加入する)

生命保険の目的は「死亡保障」と「医療保障」です。

死亡保障には、亡くなったら保険金が下りる期間(保障期間)を定めた「定期保険」と、何歳でも亡くなったら必ず保険金が下りる「終身保険」があります。

ちなみに、選択肢③の定期保険は保障期間中に何事もなければお金は戻ってきませんが、その分、保険料は割安になっています。

また、グループ保険も定期保険の一種で、一般の保険よりも保険料が割安です。

ネットで販売している「ネット生保」と呼ばれる生命保険会社の商品は、余分な保障が付かないシンプルなものが多く、大手の生命保険会社と比較して保険料が割安なのが特徴です。

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最近では、医療・ガン・障害・介護など「第3分野」を中心に、格安の保険料で、しかも新タイプの保障内容の商品が続々登場しています。このような商品は、保障内容を必要な分だけに絞り込んだり、通信販売を中心に行なっていることが多いので、その分、経費が掛からず、格安な保険料を可能にしているのです。

掛け捨ての定期保険に乗り換えるのは、コストを抑える方法の一つです。

但し、保険の乗り換えの際は、必ず「新しい保険に加入してから、古い保険を解約する」という順序で進めて下さい。

健康状態などで診査が通らず、新しい保険に加入できないこともあるからです。

延長保険・払済保険

解約返戻金がある保険であれば、途中で保険料の払い込みをストップし、解約返戻金で残りの期間の保障を一括購入するという方法もあります。

  • 払済保険

払済保険とは、これまでの保険の責任準備金(解約返戻金)を一時払い保険料に充当して、終身保険(養老保険への払済も可能)に加入すること。

保険金はぐっと少なくなるし、特約は一切なくなりますが、以後の保険料は払う必要がありません。

  • 延長定期保険

払済保険とよく比較される見直し方法に「延長定期保険」があります。

延長定期保険は、これまでの保険の責任準備金(解約返戻金)を一時払い保険料に充当して、定期保険に加入する方法です。

保険金は従来のままで、保険期間が短くなります。

払済保険と同様に特約は一切なくなりますが、その後の保険料は払う必要がありません。

つまり、保険金額は少なくて良いから一生涯の死亡保障を残したい時は払済保険、保険期間は短くても良いから高額な保障を残したい時は延長定期保険を選択すれば良いわけです。

今現在は家計が苦しくて保険料を払えないが解約するのは勿体ない、という時にも払済保険、延長定期保険への変更を検討してみると良いでしょう。

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いずれも解約返戻金がない場合や、あっても少ない場合にはできませんし、更に特約は全て消滅してしまう点にも注意が必要です。

保険の空白期間を作らない

保険の見直しは、年々変化する必要保障額を定期的に見直すことで過不足なく保険に加入する為に行います。

保険を見直す時は、現在加入している保険を解約して、新しい保険に加入する場合も多いと思います。

そんな時には、必ず保険期間をダブらせるようにしましょう。

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新たな保険に入り直す時は、保障の空白期間を作らないことが大事です。新しい保険を申し込んだからといって、すぐに解約してはいけません。

保険は、「申し込み告知第1回の保険料の入金」の3つが揃って、初めて保障がスタートします。

例えば、保険料の払い込みを終えていないうちに、交通事故に遭ったらどうしますか。

新しい保険の保障は、まだ始まっていません。

既に前の保険を解約してしまった後だったら、どこからも保障が受けられないのです。

また、申し込みはしたものの、告知で引っ掛かり加入を断られることもあります。

こんな時にも契約が続行中なら、元の保険を続ければ良いだけです。

しかし、解約すれば、元の保険であっても新たに入り直すことになります。

健康状態が問題なら、戻れないかもしれません。

契約が正式に完了するまでは、保険をダブらせましょう。

更にがん保険は、注意が必要です。

と言うのも、がん保険には「90日の待ち期間」が定められており、保障が開始するまで約3か月待つ必要があります。

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これは駆け込み加入を防ぐ為の措置です。この間にガンと診断された場合には、契約は無効となり、がん保険に加入することはできません。

保険をダブらせている間は、もちろん保険料を二重に支払うことになります。

それが勿体ないと思う気持ちは分かります。

ですが、保障が全く受けられない期間に、死亡のような重大事が起こったら、それこそ悔やんでも悔み切れません。

多少の負担は我慢して、保障の空白期間を作らないようにしましょう。

まとめ

日本人の殆どが何らかの保険に入っていると言われています。

ですが、その保険に本当に満足しているかと言えばそうではなさそう。

中でも「保険料負担が重い」と感じている人が多いようです。

では、どうしたら保険料を効果的に抑えることができるのでしょうか。

ヤマス

ズバリ結論を言うと、自身が加入している保険に疑問を抱くことです。

  • どうしてその保険に加入したのか?
  • どんな保障内容なのか?

この疑問に答えられないと、保険契約時から積もり積もっている小さなムリ・ムダを見つけることができず、後々大きなボディーブローになって効いてくるのです。

保険を見直す際には、次の三点をきちんと確認しておく必要があります。

  • 保険の目的 … 何の為の保険か
  • 保険の期間 … いつまで保障が続くか
  • 保険の金額 … いくら必要か

これを踏まえて、次の方法が使えるかチェックしてみて下さい。

  • 解約する … 不要な保険なら止めてしまう
  • 保障額を減額する … 死亡保障が3,000万円ある保険を500万円に減額して継続するなど
  • 安い保険に加入する … グループ保険や通信販売の定期保険など
  • 払済保険 … 保険料の支払いを止め、その時点での解約返戻金を原資にして一括で終身保険を買うこと
  • 延長定期保険 … 保険料の払い込みを中止し、その時点での解約返戻金を基に死亡保障のみの定期保険に変更する方法
ヤマス

保障額や保険料など、見直したい部分は人それぞれです。ここでは見直しのコツを紹介しました。できるだけ有利な見直しをして下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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